
早稲田大学イスラーム地域研究機構では、ネットワーク型共同利用・共同研究拠点として、文部科学省「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」に基づいて整備した研究用の機器・図書資料の共同利用を行っています。この取り組みは、当機構による共同利用・共同研究の支援体制の一環として行われ、共同利用・共同研究に参加する研究者の利便性の向上を目的としています。以下、早稲田大学イスラーム地域研究機構所蔵マイクロ資料(英国図書館蔵アラビア語写本集成、シャイヒー派写本コレクション)についてご紹介します。利用をご希望の方は、機器・図書の共同利用のページをご参照ください。
このコレクションは、旧大英博物館図書館に由来するアラビア語写本と、旧インド省図書館に由来するコレクションとを初めて統合したものである。英国図書館の分類においては、A~Rの18分類に分けられている。以下は、マイクロフィッシュ版の版元であるIDC社のウェブサイト上の解説の抜粋である。詳細な所蔵情報・マイクロフィッシュ番号などについては、カタログSubject-guide to the Arabic manuscripts in the British Library (compiled by Peter Stocks; ed. by Colin F. Baker, 2001)(早稲田大学イスラーム地域研究機構共同研究室でも閲覧可)を参照されたい。
- セクションA: 聖典クルアーンと、クルアーン学
- A.1.聖典クルアーン
- A.2.クルアーンの朗読と朗誦
- A.3.注釈
- A.4.クルアーン関連文献
- セクションB: ハディース学
- セクションC:カラーム(イスラーム神学)
- セクションD:イスラーム法学(フィクフ)
- D.1.イスラーム法
- D.2.法学派(a-e:スンナ派4法学派+シーア派)
- D.3.相続
- D.4.その他
- セクションE:神秘主義と敬虔
- セクションF:祈りと説教
- セクションG:哲学
- セクションH:倫理と政治
- セクションI:伝記
- I.1.ムハンマドの伝記
- I.2.総記
- セクションJ:歴史
- セクションK:言語(アラビア語)
- K.1.アラビア語文法
- K.2.辞書学・文献学
- K.3.修辞学・韻律学
- セクションL:文学
- L.1.アラビア詩
- L.2.アラビア散文
- L.3.選集・その他の文学作品
- L.4.官能的な作品
- セクションM:芸術と科学
- M.1.百科事典
- M.2.原始科学
- M.3.医学
- M.4.数学
- M.5.天文学
- M.6.地理学
- M.7.諸芸術・諸科学
- セクションN:バーブ教・バハーイー教文献
- セクションO:ドゥルーズ派文献
- セクションP:キリスト教文献
- セクションQ:ユダヤ教文献
- セクションR:その他の文書
このコレクションは、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」による公募研究「イスラームにおける知の構造と変容―思想史的視点からの解明」の一環として購入した、シカゴ大学所蔵マイクロフィルム資料である。以下は、このコレクションについての簡単な紹介である。
このシャイヒー派写本コレクションは7つのセクションから成り、それぞれに異なる著者の作品が含まれている。それらの著者は、順にアフマド・ブン・ザイヌッディーン・イフサーイー、カーズィム・ブン・カースィム・ラシュティー、ムハンマド・カリーム・ハーン・キルマーニー、ムハンマド・ハーン・キルマーニー、ザイヌルアービディーン・ハーン・キルマーニー、アブー・アル・カースィム・ハーン・キルマーニー、アブドゥルリザー・ハーン・イブラーヒームである。コレクションは合計24リールで構成されているが、同じリールの中で、ある著者の作品が終わり、別の著者の作品が始まることがあるので注意が必要である。
詳しくは、シカゴ大学内のウェブサイト(英語)をご参照いただきたい。










































